前回の失敗後、すぐさま再チャレとなるのだが、相変わらず発芽する兆しが無いまま。
この中旬に差し掛かっても昼夜の気温差は変わらず、保温が安定していない。
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しかし、それでも今は継続するのみ。
タネの個数と卵パックを増強し手数を増やしつつ、更なる確率アップを図る事に。
そんな最中、二期生の終了後から休耕中にしていた畑で、ちょいとした変化が。
ある日、何となくポツポツと生えた雑草に混じって見慣れない植物がある事に気付く。
もしやと思い、観察した後にネットで調べてみると、どうやらジャガイモの苗である様子。
それが数ヶ所から生えているのだ。
この畑には肥料として、継続的に「生ゴミ」を投入している事は何度も触れている通りであるが、確かに、その中にはジャガイモの皮も幾つか含まれていた。
現状で生えた位置から推察するに、恐らく今年(2020年)の始めか、2~3月あたりに埋めた場所では無いかと推測される。
あえて言えば、このジャガイモの皮も「再生」する事を狙って埋めていた節があり、実はこれまでにも何度か試していたりする。
しかし、その大半は失敗に終わっていて、一度だけ2018年の一期生当時に小さな苗らしき個体が生えているのを確認した程度。
その個体にしても、枯れ気味だった所を引っこ抜いてみたら、ウズラの卵くらいのイモらしき物体が出来ていた程度で、むしろ当時は「よく分からない雑草のムカゴ」か何かと思って破棄してしまっていた。
いずれにせよ、これまでに上手く生育したためしが無く、また収穫には値しないクオリティのモノしか出来ていなかったのである。
しかし今回の個体は、それなりにまともなルックスで普通の苗らしい姿をしているし、これはもしかするとイケてるヤツの可能性もある。
果たして、「生ゴミからサルベージされたジャガイモの皮」から新たに収穫されるのか。
とりあえずは下手にイジらず経過を伺う事に。
更に畑には、こんなものも生えている。
これはニンニクで、「伸びすぎた芽と球根の芯」を植えたもの。
要するに、保存中に芽が出てしまったので、タマネギの様に使える部位だけ剥いたあとの中心部である。
確か4個ほど同じ様な芽を植えていて、この撮影時点では植付け後から数週間ほど経過しており、一応は生育している。
しかし結論を言えば、これら全ては暫く後になり、いつの間にか枯れて土に溶ける様にして消失。
いずれも再生には至らずじまいである。
ニンニクの芽も再生するとの話を知ったので試してみたが、やはり生育するには決定的に何かが足りないのか、それとも植えた時期の問題か。
やるなら球根の一部分だけじゃなく、一片丸ごと使うのが無難なのかも知れない。
さて、普段とは違う顔も居る畑の中で、想定外だった一本がコチラ。
そう、これはトマトの芽である。
あれ、直播きした記憶は無いのだが…。
実はコレ、知らない内に生えて来たもので、どうやら埋めた生ゴミに混じっていたタネが発芽した様なのだ。
あんなに卵パックでは温度管理で苦戦しているのに、何もしていない地面からサラリと生えるとは何たる事か。
しかしながら、この出来事により、とりあえず苗の候補は確保された。
これは早い段階で紙コップに移し替え、卵パックと共に保温容器に入れて保護する事に。
そしてこのトマト以降、また予想外の出来事が起きるのだが、それは6月の記事にて触れてみます。
では、また、CUL。