CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

ライトゲームそして釣り納め

とりあえずは釣り納めって事で、いつものライトゲームに。

随分と水温も落ちた様で、水はすこぶる透明。
つい1ヶ月前まではギリギリボトムが見える程度だったのに、今はクッキリハッキリボカシ無しの丸見え状態。

それに伴ってか、コッパメジナと入れ替わる様にコッパメバルが大量発生していて、海の中にも季節の移ろいを感じる。


今回の堤防は、満潮時でキワから水深5mほどと比較的深いのであるが、その透明度故、水底でトドクラスの巨大ボラの群れがフィードしていたり、メバルが縄張り争いをする様子が明瞭に観察出来るなど、正直、釣れなくてもこの生物達の営みを見ているだけでも楽しめてしまう。
まさに生き物地球紀行状態。

などとNHK教育目線で語りつつ、目的は釣りである。

先ずはミノーを飛ばす。


数投するも特に反応は無く、やはり回遊系の魚は厳しいかと思われたその刹那、海中を高速で泳ぐバーサーの群れを発見。

こりゃイタダキとばかりに進行方向へキャストすると、チリバツパツイチ。

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それからは、群れが通過する度に連発。

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水の透明度が高いので、チェイスからバイトまでのシーンが全て見えるのが楽しすぎる。


サバにも色々なバイトパターンがあり、ルアーを見た瞬間にいきなりすっ飛んで来て食らいつく者、ルアーの後ろから様子を見て、意を決した頃合いで食ってくる者など様々。
また、群れが去るとアタリは消えるものの、今度は狙って釣れるパターンも見えて来る。

足下に群れが居ない場合、ディープダイバーを遠投し、沖からトゥイッチで誘き寄せる。

それでダメなら、ジギングラップをフルキャストし着底後、ひたすらダートさせてボトムより誘い出す。

また、潮流と群れの動きを見て投げる方向も決めて行きます。

更に付け加えたいのが、ルアーに掛かったサバの後ろには、それに興味を引かれた仲間達が着いて来る事も多々。
なので、ある程度遊ばせながら寄せれば、同行の仲間にもチャンスを作る事が可能。
これはシイラや他の青物釣りでも使われる手法ですね。
ただし、オマツリするリスクもあるので、そこは状況次第で。


関係ないけど昔、ボンボン坂高校演劇部って漫画で、ナルシスとかいうキャラが[おまを釣る]とか連呼してた様な。
「お祭りとは、[おま]を釣るんですね?」みたいな感じで。
いや、ホントどうでもいい事なんですけど、この響き好きだなぁ。おま釣り。


そんな小賢しい技術を駆使して、同行者も数を重ねる。

サバと戯れる同行者。

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ほいっとニー。

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回収中のルワーに、水面から顔だして襲いかかる奴までいたので、ポッパーやペンシルを試すもノーバイト。
[意図せず水面に出たので、狙ってトップ系使うも食わないあるある]ですな。

50m程沖の表層にはベイトの群れも確認出来るが、ナブラやスーザンボイルは一切起きない。
活性高いやら低いやら。


そんなこんなで、二人協力プレイで入れ食いを楽しんでいたが、日没と共にピタリとストップ。

その後は、いつものエギングポイントで一時間程シャクリングするも無反応。
今年、ボク、アオリ、ダメ。

まぁ、バーサーは爆釣した事だし、程よい〆となったんではないでしょうか。


次回は、今年の釣りを振り返ってみようかな。


[使用タクール]
全ていつもの。