CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

今年の釣りを振り返る

はずだったんですけど、ほとんど画像が残っていなかったと言う。
サラッといきますか。


お盆からはダーイナの釣果に恵まれた。

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脂の乗りよし子ちゃんな個体も複数交ざり、その内の一本を友人宅に持ち込んだディナーでは、お刺身、カルパッチョ、マリネ、アラ汁に。

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45cmの一本でも色々と出来るもんですな。
海のMEGUMIを堪能致しました。


ホームや他の港湾部ではサッパリだったけど、磯は比較的好調だった今シーズンのイナダ。

回遊魚なので当たり外れはあったものの、荒れ日や雨天時には警戒心が薄れるのか、良い結果となる傾向が見られた。

サラシに群れで突っ込むシーンを度々目撃したけど、寄せ波でスープが広がった瞬間にシャローへベイトを追い込んで、引き波と共に去りぬなんだね。
何せ一瞬の出来事なので、発見した時は既に遅しなんだけど、ありゃコーフンモノでした。


あと、シーズン初期はメタルジグ優勢だったのに、後半にはミノーの早巻きにしか反応しなかったなぁ。
レンジもシーズンの進行と併せてか、ボトムでしか釣れなくなったし。

お陰で複数人の殉職者を出した事が悔やまれる。
死因の9割はボトムコンタクトによる救出不能事例であり、残りはスーカマの攻撃によるリーダーの切断であったとされる。

タックルベリーのある時代で良かった。


好調だったらしいラーシーは結局不発。
背鰭出しての表層チェイスは何度かあったけど、毎回すんでの所でさよなライオンされるなんて、まるで僕の恋模様みたいだね。
この万年寸止め野郎が。


目標であったワラサクラスもクリア出来なかったので、とにもかくにも来期に持ち越す課題は出来た訳で。まぁ毎年同じ事言ってるんですが。
まるで僕の恋模様みたいだね。この万年以下略。


使用(釣れた、掛かった)ルワー一覧。

ザウルス ヒラジグラ45g
ダミキジャパン 闘魂ジグ40g
ゼスタ アフターバーナー40g
デュエル アイルマグネット90S
ヤマリア デュプレックス31g
マリア ビバ・パレード42g


何故か、毎年エースを張るムーチョ・ルチアにはカスリもせず、子カマスのみ。
今年のイナダに無効なのか、場所の問題なのか。
ホーム戦では絶大な効果だけど…。



秋の深まりと共に熱くなるのが、メッキを中心としたライトゲーム。

11月も半ばを過ぎると、急にダーイナも反応が無くなるので、以降はライトゲームしかしていなかった。


そんなメッキも、中々良い具合に釣れ続けてくれました。

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シーズン盛期は、群れさえ発見出来れば何処でも釣れる状態でしたが、やはり後半はレンジとストラクチャーがカギに。

群れでベイトを追い回す集団と、ストラクチャーに付く少数派に分かれる様だったが、いずれも[ギリギリタイト]に攻める事がポイントとなり申した。なるほど基本に忠実。


しかしながら、先週まではメッキボイルが見られたけど、もうツイキーですわな。
今ごろはON排水でヌクヌクって所でしょうか。


関連して昔から気になっている事があるんだけど、本当にメッキって死滅回遊魚なんだろか?

水温が原因でオダブツだとすれば、あれだけ数もいた訳だし、何処かでまとまった数の死骸が漁師の網に入ったり、陸に打ち上げられてもいい様な気がするのだが。

実際は暖流を見つけて、南の島にリターンしてたりするんじゃないかなとも思う。
誰か来年でもいいので、オカッパリから釣れたメッキを手当たり次第、タグ&リリースする企画をやってみてはくれないですかね?
誠に他力本願寺で恐縮なんですが。


ついでに、メッキは食べても美味い。
[脂の少ない身の締まったアジ]と言った食味なので、軽い調味料を使った料理に向く。


使用ルワー一覧。

ヤマリア フェイクベイツ50F
マリア フライングダイバー50
ヨーヅリ エバシャッド
デュエル ハードコアミノー50F
デュエル シーフォックス
バスデイ シュガーディープ50



メッキと並び、今年やたら湧いていたのがヒラ聖子。

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各漁港を始め、ドシャローのサーフ等、釣るだけならメッキよりイージーカムイージーゴーでした。

掛かった瞬間にエラ洗いで外される事も多く、暴れ倒すそのファイトに磯の王者の片鱗を見た。

しかし、そんな彼らも11月半ばを過ぎた辺りで急に消滅。
追う姿すら見えなくなったけど、どこに消えたの君達。


そういえば、3年前にマル、ヒラ、タイリクのセイゴ御三家が、横浜の港湾部のごく一ヶ所でまとまって爆釣した事も。


その当時の画像。

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マルは分かるとして、ヒラやタイリクが何故、あんな磯も太平洋も遠い所に。
あれから釣れた話を聞かないけど、本当に何処へ行ったんだろう。

更に関係無い話だけど、中学の頃、学期中なのに突如家族ごと居なくなってしまった友達の事を思い出した。
彼も今いずこに。


そんな訳で、今年はヒラセイゴ以外のシーバスは釣らずじまいであった。
毎年釣ってはいるので、ちょっと寂しい思い。

噂ではホームが時期遅れで好調らしいのだが、もう寒いから暖かくなったらまた狙おう。
いや、なんちゅーダメな言い訳なんだ。

使用ルワー一覧は、メッキに準ずる。



エギングによるアオリは、1バラシのみで終了。

今年はアオリがイマイチな印象。去年は好調だったのに。
どこの堤防にも墨跡を発見出来なかったし、釣ってる人も見なかったので、やはり不調なんだろう。
うん、そういう事にしとこう。


その代わりに、スミ・ミツオことコウ・ウラキは一杯だけゲット。※コウイカの事です。
解りにくくてスミマセン。スミイカだけに(しつこい)。


そんなコウちゃんは毎年手堅く釣れる、とってもいい人。
冷凍して寝かせた物を食べてみたら、サクサク柔らかくなっててメチャウマでした。
下処理が面倒なので最近はリリースする事が大半だったけど、次もキープしようかな。

とは言うものの、根掛かりが多いのでエギング自体、あまり積極的にやる気がしないという。
でも結局やってしまう釣り人の哀しき性よ。


あとは夏にマルイカを複数。
好調でしたからね。
そういえば、今年はヒイカも釣って無いなぁ。
イカ類は特に画像無し。


あと覚えている事としては、スミイカを狙っている最中、いいサイズと見られるタコが掛かった位か。
根掛かりだと思っていたのが急に動き出して、ドラグ止められなくて外されたけどね。
タコ仕掛けがゴツイ訳だ。


使用エギ一覧。

デュエル アオリーQ2.5号
ヤマリア ナオリー1.8B



その他。

大小カマス
小さいクセに25lbリーダーをプッツンされる事、複数回。ジグ返せ。

でも、40cmのアカカマス君は脂の乗りがグンバツだったので、来年も頼むよ。
ちょっと珍しいサイズのお客さんだったので、画像撮っておけば良かった。

使用ルワーはイナダに準ずる。


後は、ログに残したアナハゼとシコイワシと先日のバーサー位だろうか。



今年はイナダに始まり、メッキを追い、サバに終わる、回遊魚の年であった。


と、良い流れ風に言ってみた所で、何だかんだ今年も色々と楽しませて頂きました。
大自然の中で釣りが出来る事に、そして釣れた魚達に感謝を。

来年もシクヨロです。





結局サラッといかなかったね。
よく女性からも「話長い」とか、[めんどくさい]なんてお褒めの言葉を頂きます。


え?褒めてないって?

知ってた。




番外編。

デュプレックスに来たタコ。

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徹底したボトム攻めの賜物か。
ちなみに、ミノーにタコが掛かるのはこれが二回目。


よく見るとお前って…かわいいよな。

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くぱぁ。