CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

冬スポで見つけたアレコレ

一ヶ月遅れで書くのが私の流儀。




何の自慢にもなりませんね。




去る一月、毎年開催されている「冬スポ」へ。
場所はパシフィコ横浜


今年はおのののかがイメージキャラクター。

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「の」が豊富な名前である。



どうでもいい事だが、横浜には「上大岡」と言う場所があり、「かみおおおか」と読む。


おのののかは横浜出身だそうだが、もし上大岡が地元であった場合、「かみおおおかのおのののか」と、ややこしい事になる。



いや、ただ言ってみたかっただけシリーズです。




話を元に戻して、相変わらずの賑わい。

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片落ち品の特価セールとの体裁なので、確かに相場よりは安いが、やはり有名ブランドはそれなりの価格ではある。

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しかし、よくも毎年こんな量の新作が出るものだ。

こうした沢山の商品を見るにつけ、何となく「人間って逞しいな」と思う。



そんな中で目に入ったのが、GNUと言うブランドのこの板。

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ダニー・キャスモデルと記されており、板に貼られたポップ?にはMisfitsのジェリーと写真に収まる本人の画。

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そう言えば以前、GRENADEからMisfitsのアートワークが全面にあしらわれたウェアもあったが、あれにも彼が関わっているのかな?
まぁ、有名である事以外は彼について詳しく知らないんだけども。



更に、板を包装しているビニールにはこんなロゴが。

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VENOM?

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いいえ、MERVINです。



このMERVINとは何なのかを調べてみると、「マービン・マニファクチュアリング」と言う、スノーボードの板を作る工場として有名なメーカーだそう。
色々なブランドの板を製造しているそうだが、OEMが中心なのかな?

釣具で言う、ダイコーとか天竜みたいな感じだろうか。


スノーボード専門誌のFREERUN誌の記事では、「工場の中ではロックミュージックが爆音で流れている」とあったが、まさに「中の人」の趣味が全開と言う訳ですな。

でも、音楽爆音で仕事に集中出来るんだろうか。
一体どんな労働環境なんだろ。



サーフィンやスノーボードに潜むアンダーグラウンド音楽については、以前にもこの記事で触れた通り。

culrides.hatenablog.com



個人的な感想として、日本ではパンク、メタル系は極めてマイノリティであり、かつ「理解者」は決して多くない。

その為、ユーザーとしての絶対数が少ない状況ではこの様に製品化する事が難しい訳だが、それを形にしてしまうのが海外らしい所。

もっとも、こういった文化は向こうが「本場」である事を考えれば当たり前ではある。


ファッションであれ、スポーツであれ、何であれ、一見すると無関係そうな分野でこうした「尖ったもの」が前面に出ているモノを見るにつけ、製品化した人の思想が見える様で面白い。

勿論、僕もそういった文化が好きだからこそ、余計に目が行くし贔屓目にも語る訳だが、やはり色々なスタイルが入り交じってこその「文化」であると思う。

そして、それに「統一感」が生まれる事で、やっと「カッコ良い」となるんだろう。



何を偉そうに語ってんだ俺は…。
一体何様なんだ。

まさに自分を棚に上げるシリーズ。



ついでに、以外な所に以外なモノで思い出した事が1つ。


最近の「有吉反省会」で、ぱいぱいでか美がカタカナで「ダークスローン」と書かれたTシャツを着ていたが、あれは一体…?

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ブート品と言うかジョークで作ったモノなのか。
謎は深まるばかり。




またまた話は冬スポに戻る。



ウェアも充実うれしいな。

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お決まりのMETALLICAシリーズ。
もはや定番。

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いや、別に悪いとかそう言う意味ではなく。



場内放送のブース横のステージでは、この日は「R-指定」と言うラッパーのライブ。

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深夜番組の「フリースタイルダンジョン」でもお馴染みですね。


そういや何年か前にも、有田哲平が司会の「シュガーヒルストリート」って番組があったなぁ。
いつの間にか終わってたけど。



一通り見終えてから会場を出る辺りで、こんなモノを発見。

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スノボ用品に負けず劣らず、よくもまぁこんなにキャラクターを開発したもんだ。

まさか全て商工会議所の「中の人」が考えた訳では無いとしても、これらのキャラデザインに何人関わってるんだろ。


ナスキー君。シマノ製。

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彼から一言。

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「すぐおいしい、すごくおいしい」



こうして見ると、ゆるキャラはもはや一過性のブームでは無く、1つのジャパニーズカワイイカルチャーとして確立された感がある。


一時期は猫も杓子も「ゆるキャラ頼み状態」であったが、1つの文化として確立した現在にあっては、どこでどんなキャラクターを作ろうが自由である。

まして、結果的に街興しに貢献出来たなら、それこそ本懐と言うものだろう。


もっとも、プロのイラストレーター雇って商売っ気チラつかせた時点で、ゆるくも何ともない気がしてならないが。



と、この様に一通り見て回るだけでも、楽しめる所だらけの冬スポ。

単純にスノボ用品を見に行くだけでも十分足を運ぶに値する規模であるが、それと同時に1つ1つのアイテムや、イベントに込められた意味を発見するのもまた楽しいもの。

そんな発見が増えれば、益々モノ選びが楽しくなるし、もしかしたらその先で「新たなモノの見方」が出来るかも知れない。

そんな事を考えたイベントなのでありました。




おまけシリーズ。



個人的に最もお気に入りのゆるキャラ
その名も「とつか再開発くん」。

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http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/totsusai/chara.html

2007年頃、戸塚駅周辺が再開発工事をしている最中に、突如として駅周辺に現れたゆるキャラである。




そんな彼が、スノーボードをやってるバージョンを発見。

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ここは1つ、マービンあたりが「とつか再開発くんモデル」のボード作るべきではないか(強引)




いや、こうして見ると、改めてこの世の全ては繋がっているんだなと思う。

これは真面目に。