毎年、各地のサーフポイントで開催されているこのイベント。
今年は茅ヶ崎との事で、初めて観戦。
サーフスケーターズの名の通り、サーフィンとスケボーの各部門と、二つの総合成績で争うらしいのだが、今回は生憎のフラットでノーサーフ。
詳細は知らないが、どうやらパドルレースとやらに切り替えた模様。
実際には見てないんですけど、つまりパドルの早さを競うんですかね。
実はムラスポ主催の湘南オープンも観に行ってるんだけど、こちらも引けをとらない盛況ぶり。
特設ランプ。
今の若い世代、特に10代の上手さは異常。
どこをどうしたらあんな上手くなるやら。
最近のボードスポーツ界隈、ブキミな程、上手い子供だらけな気が。
湘南オープンのバーチカルでも、キッズ無双だったし。
そういや同じバーチカルにゲスト出演した、スノーボードの平野歩夢も上手かったなぁ。
器用すぎる。
ライブ会場の様子。
ムーミン。
観たの何年ぶりか。
ホントいつ以来だ。
しかし、いまだに謎なんだけど、何でサーフィンに絡む音楽ってレゲエとテクノに偏るんだろ。
先日の湘南オープンも、FIRE BALLが出演したりでレゲエ尽くしって感じだったし。
一昔前ならメロコアが一大勢力だった様な。
いや、別に文句とかそういう話では無くて、単純に何故なのかなと。
他にも音楽あるじゃんって。
あるいは、サーフィンとかスケボー独特の「ユルさ」に合うって事なのか。
バイブス的な意味で。
※バイブスって言いたいだけ。
その辺で、日本はまだ音楽とボードスポーツのクロスオーバーが進んでいないと感じる所。
所で、場内MCで真木蔵人氏が触れていたこのボード。
クリスチャン・フレッチャーのカスタム?モデル。
これの売上金を、故西岡氏の墓碑の費用に充てるとの事であったが、買うのは勇気が要るだろう。
クリスチャンもこの板もキャラクター強すぎと言うか。
そんで、何となく会場をブラついていたら、そのクリスチャン本人もブラついてるではないか。
まさか来日してたのか。
特に話しかけはしなかったけど、見た目の危なさとはギャップのある良い人感。
まぁ、アウトローには違いないんだけど。
RVCAにBLACK FLYも出展してるし、いいタイミングだったのかね。
ガールズ部門の表彰式での一コマ。
中央がクリスチャン。
この時、表彰されてた娘が、クリスチャンからBLACK FLYのフライガールズにスカウトされた、との話がされていたが、これぞまさにシンデレラストーリー。
しかし、納得のスキルとルックスでしたな。
色々デキすぎです。
ついでに、いつも思うんだけどサーフィン、スケボーカルチャーの周辺に集まる女子のカワイコ率高すぎ。
ファッションも間違いなく一番イケてるし。
素敵やん。
もっと増えるべき。
しかしながら、このイベントもこれだけの規模でフリーだなんて、有り難い話。
それを継続して15回目とは恐れ入る。
小規模でもこういう催しが流行れば、もっと面白い世の中になると思うんだがなぁ。
ただ、「スタイル」と「商業化」が解離している日本では、中々難しいのが現実なんだろう。
確かに、サーフィンもSK8も本質的にはアウトサイダー文化だから、理解を得られなくても仕方ないとは言える。
海外みたいに、ふっといスポンサーが付く土壌が育まれれるには、まだ時間がかかりそうだ。
そんな感想も抱きつつ、過ぎ行く夏の〆に「カルチャー」と言うものを感じさせてくれる、げに素晴らしきイベントなのでありました。