CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

THE SURFSKATERS 15

毎年、各地のサーフポイントで開催されているこのイベント。

イメージ 1


今年は茅ヶ崎との事で、初めて観戦。



サーフスケーターズの名の通り、サーフィンとスケボーの各部門と、二つの総合成績で争うらしいのだが、今回は生憎のフラットでノーサーフ。

イメージ 2


詳細は知らないが、どうやらパドルレースとやらに切り替えた模様。
実際には見てないんですけど、つまりパドルの早さを競うんですかね。



実はムラスポ主催の湘南オープンも観に行ってるんだけど、こちらも引けをとらない盛況ぶり。

イメージ 3



特設ランプ。
今の若い世代、特に10代の上手さは異常。

イメージ 4


どこをどうしたらあんな上手くなるやら。

最近のボードスポーツ界隈、ブキミな程、上手い子供だらけな気が。
湘南オープンのバーチカルでも、キッズ無双だったし。

そういや同じバーチカルにゲスト出演した、スノーボード平野歩夢も上手かったなぁ。
器用すぎる。



ライブ会場の様子。

イメージ 5



ムーミン

イメージ 6


観たの何年ぶりか。
ホントいつ以来だ。



しかし、いまだに謎なんだけど、何でサーフィンに絡む音楽ってレゲエとテクノに偏るんだろ。

先日の湘南オープンも、FIRE BALLが出演したりでレゲエ尽くしって感じだったし。
一昔前ならメロコアが一大勢力だった様な。


いや、別に文句とかそういう話では無くて、単純に何故なのかなと。
他にも音楽あるじゃんって。

あるいは、サーフィンとかスケボー独特の「ユルさ」に合うって事なのか。
バイブス的な意味で。
※バイブスって言いたいだけ。


その辺で、日本はまだ音楽とボードスポーツのクロスオーバーが進んでいないと感じる所。



所で、場内MCで真木蔵人氏が触れていたこのボード。

イメージ 7


クリスチャン・フレッチャーのカスタム?モデル。


これの売上金を、故西岡氏の墓碑の費用に充てるとの事であったが、買うのは勇気が要るだろう。
クリスチャンもこの板もキャラクター強すぎと言うか。



そんで、何となく会場をブラついていたら、そのクリスチャン本人もブラついてるではないか。
まさか来日してたのか。

特に話しかけはしなかったけど、見た目の危なさとはギャップのある良い人感。
まぁ、アウトローには違いないんだけど。

RVCAにBLACK FLYも出展してるし、いいタイミングだったのかね。


ガールズ部門の表彰式での一コマ。
中央がクリスチャン。

イメージ 8


この時、表彰されてた娘が、クリスチャンからBLACK FLYのフライガールズにスカウトされた、との話がされていたが、これぞまさにシンデレラストーリー。

しかし、納得のスキルとルックスでしたな。
色々デキすぎです。



ついでに、いつも思うんだけどサーフィン、スケボーカルチャーの周辺に集まる女子のカワイコ率高すぎ。
ファッションも間違いなく一番イケてるし。

素敵やん。
もっと増えるべき。



しかしながら、このイベントもこれだけの規模でフリーだなんて、有り難い話。
それを継続して15回目とは恐れ入る。
小規模でもこういう催しが流行れば、もっと面白い世の中になると思うんだがなぁ。


ただ、「スタイル」と「商業化」が解離している日本では、中々難しいのが現実なんだろう。
確かに、サーフィンもSK8も本質的にはアウトサイダー文化だから、理解を得られなくても仕方ないとは言える。

海外みたいに、ふっといスポンサーが付く土壌が育まれれるには、まだ時間がかかりそうだ。



そんな感想も抱きつつ、過ぎ行く夏の〆に「カルチャー」と言うものを感じさせてくれる、げに素晴らしきイベントなのでありました。