妄想力全開で展開しております、「超妄想新商品・タコハイ・アクションスポーツ缶」シリーズ。
初回 バブルとタコハイと色々な思い出
今回は、一連のインスピレーションの切っ掛けとなった、「スケートボード缶」のお話しに参りたいと思います。
その3「SK8ハイボーイ」缶
フォントの元ネタはやはり、ひこね先生が実際にタコハイボーイの表記として使われていたもの。
そこは限り無く原作に忠実に行きたいのです。
そう言えば80年代~90年代にかけては、このバブル・タグっぽい感じの書体もあちこちで使われていたなぁと思い出しました。
「オヨネコぶーにゃん」とかね。
イモイモッ。
当初の通り、思い付きで描いたのでありますが、何となくスケーターとこのタコハイボーイの相性と言うか、イメージがしっくり来ます。
有り体に言えば、普段こうして飄々と何を考えてるのか読めなかったり、ふらっと現れては知らぬ間に消える神出鬼没さとか。
あるいは、下手すると滑っている時間より、友達とダベっていたりする方が長いのがスケボーの実態だったりで。
でも、そんな肩肘張らない感じが、実は一番面白い所なんじゃないかとさえ思うのです。
また、実際にトリックをする時は体をタコの様に柔軟にイメージしておく方が動き易く、コケ難い様に感じます。
僕は下手クソなもんで、練習中に煮詰まりがちで、すぐ体が固くなってしまうのですが、そんな時は一度気持ちをリセット。
タコをイメージして全身をリラックスさせると、不思議とすんなり動けたりするので強ち間違ってはいない感覚かなと。
ある意味では、獲物を捕らえる一瞬に瞬発力を要する所や、無重力的な動きも似ていたりで。
と言うか、ボードスポーツって大体そんな感覚でバランスを取っている気がします。
その肝心な味については、「海洋ミネラル塩梅(しおうめ)サワー」を推してみたい。
もしくは、「はちみつ梅サワー」も捨てがたい。
とにかく、梅酒は譲れない(頑固)。
で、何故、梅かと言いますと、僕が一時期サーフィン上りやライブの帰りに「梅よろし」(サントリーじゃなくてダイドーですが)ばかり飲んでいた時期があったので。
これがまた、激しく動かした後の体に絶妙に染み渡るのです。
特に夏場は相性グンバツ。
そして忘れてはならないのが、東京オリンピックは真夏の開催である事。
上でも触れた様に、夏場のアフター・スケートのチルでは、シャキっとスッキリした味わいが欲しくなるはず。
疲れた体には梅のカリウムが良いと聞きますし、汗をかいたならば塩分が不可欠。
ハチミツの甘さも、暑さで消耗したエネルギーを補充するだけでなく、気分をリラックスさせる効果が期待出来ます。
また、スケーターはお酒が好きな人が多い印象がありますが、恐らくオリンピック当日の炎天下なら尚の事、次の一杯を欲してしまう事でしょう。
そんなリクエストにお応えすべく、「お酒を飲みながら脱水症状を防ぐ」と言う、相反するバランスを具現化したのがこのスケボー缶の最大の特徴。
「味と健康と産地」の高レベルな配合、それが新生タコハイの目指したい理想形。
とどのつまり、まさしく、これが良い「あんばい」と言う訳で御座います。
一応、素材は神奈川県の小田原産をイメージしています。
実は隠れた名産地であるのは、その筋に知られる所(どの筋だ)。
あくまで、サポート・ローカルは忘れません。
また御託を並べるに、何故、あえて小田原と言うピンポイントに焦点を当てたか。
それは、ローカルエリアの底上げこそが、本質的に社会全体を活性化させる「タネ」であると思うからです。
昔、実家の農家から野菜や、庭で採れた柿やミカン、そして梅などをドッサリお裾分けして貰った記憶のある方も数多くいらっしゃる事でしょう。
それは翻せば、人々の活力と地域の機能が「正常」に働いていた結果、自然に生まれた「互助」の形のはず。
実際、ほんの十数年前まではそれが当たり前の社会であったけど、近年は加速度的に失われつつある様に感じます。
即ち、「ローカル地域=マクロ経済=実家」が元気である事こそ、本当の豊かさの「源」ではなかったのか。
今、その「繋がり」がどれだけ残っているだろうか。
ならば、今こそ原点、謂わばルーツに立ち戻り、足元から地域や営みの在り方を見つめ直そうと言うのが、このスケボー缶に込めた真のメッセージなのです。
色々カッコつけた話ばかりしていますが、これらは全て妄想です。
次回、「BMX缶」に続きます。
では、また、CUL。