CULrides カルライズ

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超妄想新商品シリーズ その5タコハイ・フリースタイルモトクロス缶

過去の記憶と現代が結び閃いてしまった事により、思わず何かを閃いてしまった当シリーズ。

有り余る妄想力を駆り、新商品に懸ける想いを語り尽くして来ましたが、それも今回で最終回。


初回 バブルとタコハイと色々な思い出

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第2回「サーフィン缶」

culrides.hatenablog.com


第4回「BMX缶」

culrides.hatenablog.com



しかし、よくも妄想でここまで書いたなと、我ながら謎に思うやら呆れるやら。


でも良いのです。

少なくとも、何かしらアイデアのお話だけでも披露すれば、いつか役に立つ日が来るかも知れませんし。
それでもし、関連競技のシーンに楽しい話題だけでも提供出来れば、これ万々歳と言った心境です。


そんな最後に、オマケとして描いた一品。



その5「フリースタイル・モトクロス缶」

イメージ 1



あれはスーパーマン

いいえ、「フライハイボーイ」です。



もはやタコハイもオリンピックとも関係無く、やっぱり「そう言ってみたかった」だけと言えなくもなく。

ハイのスペルは「High」ではなく、あくまで元ネタに忠実に「Hi」。
名前だけなら、ブラック・フライのサングラスにありそう。


フォントについてはドッグ・タウン的に、リック・クレイトンみたいなカリグラフィーを、よりポップにイメージし直したもの。
解りやすく言うと、「イカツいのをカワイく」してみた訳です。


どうでも良い話ですが、頑なに左手でポーズを取らせてみるに、どこか「シェー」と言うか、今で言う「マジ卍」みたいな体勢になりました。
これが「過去」と「現代」のシンクロニシティなのか。

あと、ウェアの色が難しく、タフさをイメージしたものの赤黒を主体に置きすぎたか、些かメリハリが単調な感じに。
無理矢理メットを被せたら「レゴ」みたいだし。
うーん、難しい。



それはそれとして、やはりフリースタイル・モトクロスはアクション・スポーツ界の花形として、外せない存在感があります。

BMXと同じく、僕自身はFMX自体やった事はありませんが、過去にX-GAMES等で観る度、度肝を抜かれて来た訳で、その印象は今でも脳裏に強く残る程。

単純に、誰にでも解りやすい超人的なパフォーマンスは、否応無しの説得力があります。


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前編

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そんなインパクトに負けないパンチのある味として、FMX缶は「ピンクグレープフルーツ&ブラッドオレンジ」の柑橘類推しで迫りたい。



そう言えば上記のX-GAMESの会場でも、ロックスター・エナジーシトラスパンチ味が配られていたし、会場内でもNOSエナジー(エンジンの過給システムを模したエナジードリンク)のオレンジ味が試供されていました。

ならば、イメージの相性は間違い無いはず。


正直、グレープフルーツとオレンジを交ぜ合わせて美味しくなるかは何ともですが、とにかく弾けるような酸味とフルーティーさは他の果物の追随を許しません。



産地に関しては唯一、海外産を起用してみたい。


グレープフルーツにオレンジとくれば、やはりメリケンが真っ先にイメージされます。

即ち、これならかの地の大統領も、「TOYOTAMAZDAに続く[TACO-HI]はグッド・ディール」だと納得するのでは無いでしょうか。
よもや、これで国際関係にも一役買えたり買えなかったり。


いや、美味しければ国境なんて関係無いじゃないか。


パフォーマンス良ければ全て良し!

キナ臭い事は忘れて一緒に飲もうぜチアーズ!



全部妄想だけどね!




🌑まとめ🌑


以上、超妄想新商品でしたが如何でしたでしょうか。


このシリーズに込めた要点を纏めるとすれば、以下の様な感じとなります。


☆若い人には新しさを。

☆世代の人には懐しさを。

☆ポップなグラフィックス。

☆クラフト・ビール的な味への拘り。

☆産地へのリスペクトと素材価値の発信。

☆オリンピック限定復刻版と言うプレミア感。



これらが、僕が想う新生タコハイのコンセプト。


過去の良い物と、現代の良い物を繋ぐ。

地域の名品を再発見し、力を結集する。

そして、新しい価値を携えて復活する。

それを、この商品で表したい訳です。


ちなみに、アクション・スポーツ缶の第2弾「タップ・リップ・フリップ・ホップ・ウィップ」バージョン、第3弾「皆でワイワイ・シリーズ」バージョンの構想もあったりするのですが、これ以上は誰も求めていないと思われるので置いておきます。



などと、勝手に偉そうな話ばかり展開したものの、思い付きには違いありませんし、単なる同人雑誌のノリは否めない。
いや、僕は人の褌を借りて何をこんなに熱く語っているのか。


ですが、もしかすると、そんな風に考えた方が、きっと楽しいのではないか。

それこそ、バブルの頃ならば本当に色々な味を試したかも知れないし、商品化していたかも知れない。

仮に妄想でも、まるっきり何も無いよりは、可能性の余地は残してみたいのです。

閉塞感ばかりが強調される現在、そんな向う見ずな勢いが欲しくて今になりブームが再燃しているのだろうし、どこか共感してしまう部分もあるに違いありませんし。


今にして思うと、僕がこの様な話をするのも、少年期の思い出が多大な影響を及ぼしているからに他なりません。

このタコハイの様に、親しみやすいキャラクターと遊び心が込められた商品が満載だった時代を、内心懐かしんでいるのは確かです。
最近の売り場でも、純粋に見ていて楽しめるデザインのパッケージが少ない様に思える分、余計に「それ」を欲している部分もあります。

まして、ひこね先生のイラストはどこか愛情にも近い温かみを感じるが故に、尚更こうして心惹かれるのかも知れません。
今でも、NHKみんなのうた」で放映していた「赤鬼と青鬼のタンゴ」は、歌詞も含めて覚えてますしね。

シンプルで、判りやすく、特徴的で記憶に残る訳ですから、改めてそのセンスとインパクトの凄さが解ります。
僕も描くに当たり、ポップな色使いは特に意識した部分です。

まぁ普段は真逆なネタばかりでも、こんな風に描けたらないいなぁ、なんて思ったりで。
あ、あの、あくまでちとカッコつけて言えばでして、そんな能力があるとは思えないんですけどね。

それはともかく、溢れるアイデアを描きたかったの一言に尽きます。



そんな長々と語りました、「超妄想新商品・タコハイ・アクションスポーツ缶」編。
楽しんで頂けましたら、これ幸いで御座います。


重ねて、もしサントリー様や、ひこね先生の関係者の方がこちらをご覧になられましたその時は、コメント欄に何か御感想やお叱りの言葉など残して下されば有り難く思っております。




次回からは、通常営業に戻る予定。

ただ、このブログにおける通常が何なのかは謎です。



では、また、CUL。