バブルに纏わる様々な思い出を経て、何かを閃いてしまった前回。
バブルとタコハイと色々な思い出
誰に求められていなくとも、考えてしまうに次々とアイデアが浮かんで止まらない。
バカにされても構わないので、とにかく、冷めない内に描きたいし語ってしまいたい。
そんな溢れる想いを抱えつつ、今回は「超妄想新商品・タコハイ・アクションスポーツ缶」のアイデアについて、お話を進めて参りたいと思います。
※くどい様ですが、これらは全て僕の妄想でありパロディーですので、実際に出る訳ではありません。
あくまで「もしも新商品が出るとしたらこんな風にしてみたい」と言う、希望的な世界観のお話しとして最後までお付き合い下さいな。
その1「樹氷」缶
地形の向こうより飛び出す、インディ・グラブと左手に見える「スタイル」。
真っ白な雪と樹氷のコントラストを表現するのは、結構難しい。
ちなみに、ソールの「TACO」のフォントは、実際にひこね先生のイラストで使われていたものを参照しました。
そう言えば確か、当時のオーディオ機器や家電にも、この様な感じの書体で商品名が記載されていたりしましたね。
懐かしいだけでなく、図形としても印象的なのです。
つまり、原作に忠実に敬意を込めながら、現代的な「場」での新たな価値を構築すべく試みたのが、このシリーズの要諦なので御座います。
そもそものコンセプトはズバリ、サントリーの「樹氷」と言う焼酎があるだけに、雪山と来ればまさにスノーボードではないかと。
しかも、過去には「ヨーグルト味」のタコハイがあったとも聞く。
そうなると味はそう、今風に「濃厚ジャージー・ヨーグルト風味」が理想的では無かろうか。
乳業と言えば雪国が盛んですし、これを機に一次産業へも貢献したい所。
当然ながら、女性にも気軽に楽しんで貰える様、まろやかで口当たり良く、幅広い層の方々に親しみ易い一品を想定。
濃厚なだけでは無く、飲みやすく飽きの来ない爽やかなフレーバーも加味してみたい。
また、「生きて腸に届く乳酸菌」入りなら、なお嬉しい。
と言うか、何より僕が飲みたい。
然るに、そこへ桃や巨峰あるいはシャイン・マスカットをプラス。
最終的に、「濃厚乳酸菌ヨーグルト&フレッシュフルーツ風味」にしてしまおうと言う欲張りな魂胆です。
「桃」に加えて「巨峰」と「牛乳」が揃ったこの奇跡的コラボレーションは、まさしく「巨乳ピーチサワー」の別名を冠すにふさわしい逸品となるはず。
これは、間違いない(真顔)。
話を元に戻すに、葡萄やモモの産地も気温差の大きい冷涼な土地が多い。
つまり、生乳と共に産地を集約すればコストを抑えられるだけで無く、地域のブランド価値も丸ごとパッケージングが可能となるのです。
そう思えば、投稿日の本日は3月11日。
被災地の復興を祈ると同時に、改めて地方が持つ価値を再発掘する事が重要なのではないかと思わずにはいられません。
誰かが食べ物を作っているから生きていられる。
生産地に活力があるから都市も活力を得られる。
その有り難さを忘れてはならないと思うのです。
ならば、その根源を育んでくれる産地や人々に光を当てたいではありませんか。
これこそ、地方創生をも担う新機軸。
同時に、クラフト・ビール並の素材への拘りを凝縮した、まさに記念品にふさわしい価値を携えての復活と致したいのです。
話は解ったがちょっと待って?
女性向けの健康志向にしたいなら、低脂肪とかカローリ・オフじゃない?
いやいや、そのご指摘は少し早計かと。
流石に現代の人はヘルシー志向過ぎでないかと思うし、突き詰めれば栄養不足が心配される。
ストイックに思い込むあまり、本来摂取すべき栄養素まで削り過ぎては、いずれ体力も免疫力も落ちてしまう恐れがある。
むしろ、栄養満点な方がきっと体に良いはず。
まして、スノボみたいに激しい運動した後なら尚更でしょう。
体や脳のリカバリーには間違いなく脂質も糖分も不可欠だし、パフォーマンスの維持にも繋がるはず。
甘酒の如く滋養があれば、心も体も元気が出ますよ。
お酒の席くらいは、しっかり食べなさいな。
あれ、いつの間にお母さんみたいな話に。
そう、タコハイの半分は愛情で出来ています。
とにかく、 平昌五輪には間に合わなかったのが残念な所ですが、少くともアクションスポーツの代表格であるスノーボード。
いつかウィンター・シーズンの到来と共に、アフター・スキーのちょっと特別な一杯として。
一日滑り倒した体を、ホッコリしたイラストレーションと優しい味で癒してくれる、そんな存在としてお伴させて頂ければ幸いで御座います。
次回、「サーフィン缶」に続きます。
では、また、CUL。