CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

最強カンパとかイラストお蔵出しの諸々からのモロヘイヤ

最強寒波が吹き荒れる日本列島。


雪や路面の凍結による影響もさることながら、この冷え込みへの対策には、皆様もさぞ気を揉んでおられる事と思います。

全国的に見ても、ここまでの気温低下は人生初と言う方も多かろうし、個人的には映画「デイ・アフター・トゥモロー」、そして最近なら「ジオストーム」のCMを彷彿とさせる程に、無駄に大袈裟に表現したくなる様な、本当にシャレにならない寒さなのは確かであります。



そんな寒波に因んで、かなりどうでも良い話。
あれは、僕がまだ学生であった90年代の頃の事。


僕の地元のみならず、恐らく全国的に起きていたであろう事案の一つとして、「カンパ」なる風習があった事を思い出す。



「カンパ」。


それは唐突に、そして何処からともなく。

今まで会った時もない様な暴走族のヤカラから、あるいはザーヤクのパイセンか何方たかを発信源として、そのヤンキーグループの周囲のみならず、やがて我々一般の学生にまで回ってくる謎のカツアゲである。


架空の「パー券」を売り捌く手法と違い、「カンパ」は直接的に金銭を要求する訳だが、その手段と言っても「誰々の保釈金」、はたまた「誰かのケジメ」だのと、有ること無いこと様々な理由をつけては頻繁に話が回って来る、迷惑千万なモノ。


大抵、その本人から直接要求されるのではなく、足が付きにくい様に関係のあるヤツを介してネズミ講式に回ってくるのだけど、拒否ると「先輩呼ぶぞ」が決まり文句。

特に、相手が「本体」に近いほど話が面倒な事なりがちで、その対応次第では実際にエライ事態に発展する場合もしばしば。
何しろこの僕自身、図らずも要らぬ騒動に巻き込まれてしまった体験をしているのだけど、それは長くなるので置いておこう。


故に、それを仲介する役に負わされた額が大きくなる程、即座に「鬼カンパ」やら「カンパの嵐」が出たぞと噂が広まる事となり、周辺では「非通知の電話には出るな」とか「アイツには絶対会うな」などの注意報が発令されるのが常であった。

尤も、それが切っ掛けでパクられる連中も多いのだが、その後いつの間にか沈静化して行く様は、一種の「流行り病」とも表現出来るのかも知れない。


今にして思えば、アレは一体何だったのか甚だ意味不明でしか無く、現代ではまず考えられない単なる恐喝行為である。

もしかすると、読書諸兄の学校の周辺でも、これと似た出来事が起きていたのではなかろうか。



そんな記憶があるせいか、この「最強寒波」と言う発音を聞く度、反射的に「最強カンパ」などと脳内変換されて身構えてしまう。

とどのつまり、この暴力的な寒さにも、同じ位の厳重な用心が必要なのだなと思う、昨今なのであります。



何のこっちゃ。




さて、先日の「新年お絵描きご挨拶」のイラストを描いていた折。


同じくここ暫くの間、「メリケン道中記」などの記事に貼付するイメージを下書きしている中で、他にも色々と描いた絵が幾つかあるのを思い出す。


不思議と一度描き始めるにアレコレと浮かんでくるもので、特に最近はスケボーに纏わる絵ばかりが閃く事が多く、次第に関連した題材が手元に残って行く様に。


そんな訳でして、少し手を加えて色付けなどしている内、折角なのでこの機にチラリと表に出してみる事にした訳です。

まぁ、何て事はない、ただ思い付いた事を綴っただけの絵日記的な内容ですので、サラリと読み流して下さればと。



題名「私は貴方でコスる」

イメージ 1



「愛している」が故に「コスりたい」。

人は誰しも、そんなリビドーを抱えているのでは無かろうか。

いや、実の所、意味は後付けでして、単にダジャレを言ってみたかっただけです。


ちなみに、私はスケボーに関しては、コスる程のスキルは微塵も御座いません。
万年初心者レベルの、隅っこでうずくまるスパイダーbyスピッツ状態です。

ついでに、スピッツ「スパイダー」
https://youtu.be/mf-RrGndfC8




題名「ちょっと一息」

イメージ 2



個人的にはスケボーに限らず、お出かけする時や野外で何かプレイする時は、お茶が大事なお供。
スッキリとした味わいが、不思議と頭と心を落ち着かせてくれるのです。

カテキンか、ビタミンCか、はたまたカフェインの効果か、これぞ本当のチルアウトみたいな。


因みに、路面のモチーフは、やはり馴染みのスポットにてデッキを置いた時の様子。
しつこい様ですが、実際はこんなにコスれてはいないと言う。

出来たらカッコつくのですけどねぇ、これがなかなか理想と現実の間みたいな。
そんな感情を絵で表現した訳です。


何のこっちゃ。




おまけシリーズ。




いつだかコソ練の帰りがてら寄ったスーパーにて。

何となく、おつとめ品コーナーを覗いた時に見つけた一品。

イメージ 3



モロヘイヤのパッケージに突如現れる、謎の美少女キャラ。

イメージ 4



試しに色々調べてみると、彼女は「おばこ娘」との名称だそうで、採用されてから結構長いキャリアがある様だ。
名前は現地の方言が元との事だけど、やはり、「おぼこ」とも掛かっているのだろうか。

更に、現地JAの女性職員の方が描いたイラストとの事で、まさにD.I.Y.精神。
JA秋田おばこモロヘイヤ部会恐るべし。



ゆるキャラと同じく、いつの間にか萌えキャラが地方産業の、特に農産品に浸透して暫く経つ。

実際、道の駅など、現地の地物を扱う直売所を見ても、チラホラ美少女キャラをあしらった商品が見られるし、「萌え米」なるパッケージのジャンルさえ存在する程である。

ある意味では、産業の担い手として、あるいはツールとして、その存在感を遺憾なく発揮しているのは確かなのでしょう。



しかしながら、仮にスケーター的な目線に立った時。


個人的には、どうしてもHOOK-UPSのイラストが脳裏にチラついてしまうのであった。

イメージ 5



もしや、これはジェルミ・クラインに教えるべきではないか。


などと思った、スーパーでの一コマでありました。




それでは皆様、体が冷えぬ様、暖かくしてお過ごし下さいませ。



では、また、CUL。