いい加減、画像も無いし何も思い出せなくなって参りましたので、適当にダイジェスト版をいくつか投稿します。
大分記憶がボンヤリしすぎて、特に役に立たないし参考にもならないでしょうが、マーヒー潰し程度に見てもらえれば。
2008年9月8日。
SIGHのアメリカツアーを観に行く。
場所は、今は無きハリウッドのKNITTING FACTORY。
何で閉店したんだろ。
それで、このニッティングファクトリーはニューヨーク等にも複数の系列店があり、現在はそれらの地域で営業中。
コンサートのスケジュールを見る限り、ここも結構メタルに強いハコらしい。
ちなみに、この前にはSHAI HULUDとFULL BROWN CHAOSのツアー公演も予定されていたんだけど、直前になってキャンセルがアナウンスされる。
観たかったわー。
カリフォルニアの他の場所もキャンセルしてたみたいだし、何があったやら。
ま、アメリカじゃキャンセルは珍しくないけども。
話は戻って。
当日の客入り自体は寂しい感じだったが、その分コアな人達が集まったのか終始和気藹々とした雰囲気でした。
共演はチケットを見るとUNEXPECT、WINTERTHRALL、ASCENSION、SATRIARCH、EFFICIENT BUTCHERYとなっているけど、いずれもサッパリ覚えていない…。
気になるので改めてYOUTUBEで幾つか聞いてみたら、なんじゃこりゃ!
UNEXPECTって滅茶苦茶良いじゃねーか!
そういや、確かに女性ボーカルでゴス調のバンドだった様な。
いや~こんな凄かったかな?
まぁ、所詮は昔の話だし、今見たら大分印象違うんだろうけど。
WINTERTHRALLもムードあるミディアムテンポのシブ目ブラックメタルで、これもまた良い。
SATRIARCHはシンフォ混じりのブラックデスで、これもなかなか。
EFFICIENT BUTCHERYは、ライブ動画1つしか発見出来なかったが、ゴアグラかブルデスかと言った具合。
ASCENSIONについては、同名のバンドが幾つかあるらしいんだが、恐らくドイツのブラックメタルの方のはず。自信は無い。
当時の記憶ではデスラッシュだと思ってたけど、今聞いたら鬼のファストブラックなのね。
いや、ホントに彼らだったのか…。
当たり前だけど、日記はなるべく覚えてる間に書きましょう。
トリのSIGHは何だかんだ観るのは初。
確かニューアルバムが出た頃で、こちらもかなり盛り上がってました。
しかしながら、ミカンニバル嬢の風貌とパフォーマンスが異常すぎて、みんな彼女に目が行く。
僕も見てたけども。
あのボンテージルックでサックス吹きまくる姿は、いつかダウンタウンのガキ使でやってた「ハイテンションゲーム」を彷彿とさせる勢いがある。
パンチありすぎ。
かねてよりブラックメタルの範疇を越えて、実験的な方向を進めている事までは知っていたけど、ホント似たバンドが見当たらない。
アバンギャルドと言えば確かにそう形容出来るけど、単なる前衛的要素だけじゃこんな仕上がりにはならないだろう。
「本質」に対して徹底してると言うか、「並の」日本人のセンスを超越してる。
それは過去からのキャリアを見ても明らか。
そう考えると海外で評価が高い訳も納得だし、こうしてアメリカの地で日本のバンドがトリを務めるのも誇らしい話。
レアなライブ観させてもらいました。
こうして思い返してみると、ブラックメタルに限らずバラエティ豊かなメタル祭りだったんだなー。
重ねて痛感するが、気付いた事はなるだけリアルタイムでメモしとこう。
やっぱ書かないと忘れちゃうからね。