CULrides カルライズ

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食べ蒔き二期生レポート 7月下旬の様子

前回までに辛うじて定植に漕ぎ着けた二期生たち。
culrides.hatenablog.com

しかしながら、長雨に伴う日照不足、そして元々の生命力の合わせ技により、その成長は思わしくない状況が続いていた。

故に、この間は変化らしい変化が無いに等しく、
定植から一ヶ月ほどは経過観察に留まっていたのが実情となる。


そんな訳で、前回から飛んで7月下旬の様子を記して参りましょう。


では、いざ。


🌑7月下旬🌑

※ゴーヤについては、ご近所との兼合いで画像が少ないです。何とか文章で脳内補完して貰えればと。


先ずゴーヤは6月に定植して以降、7月の中旬までは日照不足の影響で成長が滞り、あまり伸びていない状況となっていた。

その為か、湿度の高い日が続いていたせいで、枝葉をダンゴムシやワラジムシに噛られるシーンが頻発し、毎朝チェックする度に取り除く日々であった。


当然ながら、葉はボロボロにされていて、このままの状況が続けば生育そのものまで危ぶまれる。
肝心の画像は無いけど、まぁ気付けばムシャムシャ食われ、日毎に葉が減って行く有様だ。

実際のところ、この間に「成長が遅かった株」については、ほぼ全て噛り尽くされ、この7月末時点までに全滅している状態。
従って、現状では「成長が早かった株」のみが生存し、その実質的な数としては2~3本だけが残る事となる。


このダンゴムシ等の食害に関しては、どうやら「生命力が低い株」から狙われる傾向が強く、実際の被害状況とも符合する。
昨年度のメロンでも、「摘芯した株の枝葉」にばかりアブラムシが集っていたし、また元々の生命力が低いカボチャにウリバエが集中していた。

その観点からするに、如何にして生命力の高い株を確保出来るかどうかで全てが決まる、と言うパターンを裏付ける内容となっている。
その為に「イケてるタネ」が必要になる訳だが、これを探し当てるのもまた、数打ちゃ当たると試しまくるしか方法が無かったりするのが悩ましい所。



さて、そんな中で他にも何とか発芽し、紙コップやポリポットに移していたものが幾つか存在する。


このトマトも、初回で失敗した後の、再チャレにて発芽した株。
ポリポットに移植して保温を続ける内に、何とか苗らしい形にはなった。
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しかし、実質的にはこの一本しか育っていないし、やはりと言うか、昨年度に比べて著しく成長が遅れているのが実情。


また、この隣に映っているもう一本に関しては発芽して以降、ほぼ成長していないに等しい姿である。
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そりゃもう、定植する意味など無いであろう事に疑い無く、そして結論から言えば意味がなかった。



この時点で既に、昨年度の定植から一ヶ月ほど遅れている状況となり、余計に生育の問題が立ちはだかる。

この要因として、先ずはタネの選定に失敗した側面があるにせよ、もっと日照時間が稼げていれば、もう少し成長率が高かったはずである。

実際、今年は全国各地で長雨と日照不足による農業被害が報告されているし、それにより生育不良を起こしている農作物も多い様である。
いずれにせよ、作物には厳しい天候なのは間違いない。



この他に発芽したものがあるとすれば、下のスイカになろうか。
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5月の失敗から再チャレを継続していたのだが、これも沢山蒔いた中から一つしか生えてこなかった。
そして例の如く、これも殆ど成長しておらず、まったくもって期待は出来ない。


このスイカのタネは「一年越し」と「二年越し」両方
を使用したが、それでこの結果。
つまり、どちらにせよダメなパターンばかりなのだ。


ここまでを読んでの通り、とにかく今年は発芽しないし生育もしない株ばかりである。

何と言うか、やはり作物の世界でも「当たり年」とか「外れ年」みたいのがあるのだろうか。
きっと魚の群れと同じ様に、何らか周期的な違いなども関係しているのかも知れない。



とまぁ、サエない話ばかり続いておりますが、何とか先に繋げるべく、工夫を継続して行く事に。



では、また、CUL。