CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

メリケン道中記 Del Amo Motorsports

久々に再開してみます。


メトログリーンラインの西側終点であるRedondo Beach駅にさしかかる辺りで、車窓より気になるバイク屋を発見。
早速、その駅を降りて向かってみる。


店の名前は[デル アモ モータースポーツ]。


外観は、神奈川で言えばナップスにクリソツ。

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店の入口には、スタントしてる写真がデカデカと貼られて?いるが、本当にドアと一体化してるせいで最初どこから入るのか判らなかった。
他の客がこの写真中央からドアを開けて入って行くのを見て、やっと判明した次第。

外壁には[本物]と見られるバイクが張り付けられている。どうやって固定していたかは確認していない。
大胆発想であるが、経年劣化による落下が心配。

ま、派手なパフォーマンスが好きなアメリカらしい外装ですな。


店内に入ると、その広い事

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ユーメディア等の二輪中心の大型販売店と、ナップスの小売り形態を融合させた様な贅沢過ぎる造り。
入り口には、案内のデスクまであった。

置いてある車種はと言えば、各社スーパースポーツがズラリ。

ニンジャ、フジヤマ、ゲイシャ。

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ジクサァー。

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アメリカ人のSUZUKI、KAWASAKI好きっぷりは異常。お国柄って感じ。
ホンダのシビアー(CBR)とかヤマハの倍は置いてありました。

ドゥカティだけ独立スペースが割かれていたけど、日本でも似た様な扱いしてた様な。
やはりイタリア系メーカーは特別なステータスなんだろか。

何故かハーレーはごく少数のみ。
店のカラーではないと言う事かね。


日本と違う点として、ネイキッド系が全然置いていない所を見ると、こっちではあまり売れないのかな。とも思う。
日本だと基本的にネイキッドが中心で、スポーツバイクはやや特殊な扱いの印象。確かに、乗り手を選ぶ要素が強いしね。

しかしながら、ここまで徹底してスーパースポーツとオフロードに偏らせた店内は、突き抜けすぎて気持ちがいい。
他にもアメリカで何件かバイク屋を見てきたけど、ここまでの規模は初めてである。


オフロード系もかなり強い。

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ビッグスクーターや125もあります。
手前のヤマハのBW'Sみたいのはカッコ良かったなぁ。

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最近は125~200ccサイズのスクーターが流行っているらしく、専門に扱っている店も何件か見かけました。


ちなみに、店内にはモーターボートまで多数扱っている一画が。
置いてあるからには買うヤツいるんだろうなー。
実は結構ブルジョワ向けな店なのかも。


アパレル関連も凄まじい数。

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アメリカだと、HJCは一大勢力。
あとはスコーピオンか。
ちなみに、僕は旧OGK派です。

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オフ系メットも大量品揃え。

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装備も充実うれしいな。

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他にもタイヤ交換などの整備を受け付けるカウンターやカスタムパーツ等も置いてあり、先日のガレージカンパニーとはまた違う方向性で、見ているだけで楽しめる店でした。


自分も数年前まで06のCBR600RRを所有していたけど、こういうの見るとまたいつか乗りたいなと思ってしまう。

そんなアスファルトをタイヤで切りつけながら暗闇を走り抜けていた時の一枚。

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あの頃はチープなスリルに身をまかせても明日におびえていたなぁ。

ま、今も変わってませんがね。

ただ、そのCBRも他の趣味との折り合いが難しくなって手放しただけに、欲張りすぎもまた良くないと自ら戒めるのであった。





おまけシリーズ。


フリースタイルモトクロス大国アメリカのヒーロー集団と言えば、METAL MULISHA。

どこのショッピングモールにも、横乗り系スポーツの店にも、アウトレットチェーンでも何処でも彼らのアパレルが置いてあります。
その中でもひときわ大量に扱っていた店を発見。

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Tシャツ以外にもショーツやサンダル等何でもアリ。
こんな大量のアイテムを毎シーズン出すなんてイカれてるよなー。


でも僕はヘソ曲がりなので、

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Hart and Huntingtonのアイテムばかり買っていたとさ。