CULrides カルライズ

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メリケン道中記 MxPxとLAGWAGONライブの思い出

粗削り記憶シリーズも一段落かしら。

culrides.hatenablog.com



2008年9月28日。


MxPxLAGWAGONを観に行く。

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場所はお馴染みHouse of Blues。

イメージ 3


これは店先にあるスケジュール看板なんだが、前々週のビリー・アイドルが3日間ってのもスゴイな。
正直、聴いた事ないけど。



共演はGOOD RIDDANCEのRussがやってるONLY CRIME。

メンツ通り、西海岸のメロコアパーティーと言った内容で大盛況でした。



ONLY CRIME
イメージ通りの骨太なハードコアパンク
ただ、確かオープニングだったせいか、反応がちと薄く淡々と進めていた印象。
これがGOOD RIDDANCEだったらまた違ったのかなー、とも思う。
むしろそっちが観たかったりして。


LAGWAGON
一応LAが地元とあってか、特に盛り上がってた印象。
個人的にもメロコア全盛期に聞いていたバンドの1つなので、今回初めて観れた事に妙に感動。
終盤の「Sleep」では客席爆発でした。


MxPx
やはりシーンでは頭一つも二つも抜けている事もあり、パフォーマンスも上々。

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と言うか、LAGWAGONあたりと微妙に客層が違う様に見えたのは気のせいか。

正直、あまりMxPxは聴いてなくて、アメリカに居るこういう時だからこそ観に行った感じです。
まぁ、この機会だしね。

イメージ 2

相変わらずのクソピンボケぶり。




アメリカはとにかくチケットが安いので、聴いた事のある無しに関係なく、「観れる機会があれば観に行く」気分にさせる引力があります。


時間が許す限り、観光やフェスついでに都市部のクラブ巡りをすれば、きっと行きたいライブに出会うはず。

故に渡米する際は、是非近隣のクラブ、バンドのスケジュールもチェックして行く事をお勧めします。




で、余談シリーズ。



このライブの帰りにバスを待っている最中の事。


通りの反対側で、警察に手錠を掛けられている男女グループがおり、車内検査を食らっている。
ヤクだろうか?


そこへ泥酔中のカップルが千鳥足で通りかかり、バス停の僕に絡み始める。



男「おぇーい、よぉ、あいつら何やってんの?」


僕「さぁ、ヤクじゃね」


男「タイーホされてやんのーざまぁ」


女「アナタは何してたの?」


僕「ライブ行ってた」


男「何のよ?」


僕「LAGWAGONMxPx。知ってる?」


女「あぁ、知ってる知ってる!」


男「誰そいつら?知らねぇ」


女「私も詳しくないけど、有名よね!楽しそうじゃない!」


僕「あぁ、楽しかったよ」


男「フーン、そうなんかぁ…おぉ、そうだ写真撮ろうぜ」


僕「写真!?アンタらと?」


女「いいじゃんいいじゃん入りなよ~」


男「おーし、おぅらよ」


と言われるまま、三人並んで自撮り風にパチリ。


男「イェヘ~い、そしたら次はアイツらと撮ってくれよ」(と、逮捕された人らを指差す)


僕「アイツらって、あの人達?」


男「そうそう、俺らのバックに写る様にさ」


僕「おいおい、イカれてるよ!」


と言いつつ、取りあえずリクエスト通り彼らと向こうの光景を一枚に収めてやる。

ゲスいよ~あんたら…ゲスい僕が言うんだから間違いない。


男「イェアァ゙~あんがとよぉ」


女「じゃ、私ら向こうだから行くわね」


僕「あぁ、良い夜を」


男「あばよー??????」(何を言ったか不明)



と別れ際に、どうやら彼は僕をバカにした発言を放ったらしいのだが、すかさず彼女から「ちょ、何言ってんのやめなさいよ!」みたいに咎められていた。

よくわかんねーけど、微笑ましいヤツらだ。
彼女大事にしろよ(誰目線だ)



眠らない夜の街には事件、酔っ払い、ハプニングが付き物。
そこは日本もアメリカも変わらないのです。




つーか結局、殆どライブの話じゃないって言う。

毎回だけど、何故か内容より雰囲気が頭に残るんだよなー。
不思議だなー。