CULrides カルライズ

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食べ蒔きファーム5G 10月中旬・粘るオクラのウラで新たに¥100均一の大根、人参、白菜、菜花を蒔いてみた

前回までに劣化が進んだ事で、だいぶ空間や隙間が拡大。
もはや夏野菜どころか今期も終了間近と言った様相である。
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当然ながら、この中旬になっても状況は変わらず、ヤグラ周りの空間は拡がり続け、収穫物も得られなくなりつつあった。

一見では前回と殆ど同じ様である。
だが完全に各個体のピークは過ぎていて、小さな変化がポツポツと顕れている。


例えばオクラでは、開花後に着果しにくくなっただけでなく、果実の成長スピードも格段に落ちていて、収穫レベルに行くまで時間を要する様に。
また、ここまで結実にエネルギーを使い続けた事による体力低下と思わしき「葉の細さ」も改善していない。

前回に記した仮説で言えば、この体力低下に気温低下が加わる事で余計に成長が抑制されているのであろう。
当然ながらもう夏の様な気候にはなり得ないし、ここからの回復は難しそうである。



他にも、この期間で立ち枯れた個体が。

9月中旬~下旬以降、少しずつ枝葉の枯れが出ていたが、ついに貧弱な株はここでリタイア。
他の健康な個体もだが、いよいよオクラには厳しいシーズンとなりつつあるのが解る。



こんな状況にあって、何とか収穫できたのが以下の2本。
ただ大きさは満たせているが、数が出なくなった。

んで、この収穫後はもっと結実率が低下しパタリと止まる事となる。
まるで8月~9月までのラッシュが嘘のようだが、あとどれだけ採れるやら。



とまぁ、前回のゴーヤーに続いてオクラにも終了が近づきつつある中、実はこの間に、新たな品種を投入。
タイトル通り今度は¥100均一で大根、人参、白菜、菜花などアブラナ科の野菜を購入し、10月上旬ごろに蒔いていたのだった。


ほんで中旬ごろに発芽した時の様子が以下である。

この画像中央にあるのが大根で、上下にチラホラ写っているのが確か白菜だったはず。
「確か~だったはず」って言うのは、勢いで蒔見分けが怪しくなったからで、実は菜花も生えてるのかよく判らない状況だったりするんだけど、まぁ、大きくなれば違いがハッキリするでしょう。


こっちは人参。
かなりの数を蒔いていて、発芽率は良好。

これらは全て直播きで発芽。
ちと時期が遅いかなという感じもするが、とりあえずは収穫まで行ければ良いし、出来るだけ長めにシーズンを取って、年末から年始にかけて採れるのを期待している部分もある。

何年も続けている中でアブラナ科は初めての試みなので、まだ不透明で期待半分といった感じだが、夏野菜が終了状態にある今、次はこれらの成長を観察するとしよう。


しかしながら初夏の頃といい、結局また¥100均一に頼る展開となっているが、今期はジャガイモとオクラ以外がパッとしないままだったので、何とか他の収穫物を得るための苦肉の策だったりもする。
もともと当プロジェクトは「食べ蒔き」と言う、いわゆる市販の野菜から採種し再び育てる事を基本コンセプトに据えていた訳だが、これではもはや普通の家庭菜園と言えなくもない。
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なんだか5年目にして方向転換している感もある一方で、随分と前から同じ様な展開ばかりだったし、実際問題で収穫量も不安定だった事を思えば、これも必然的な流れとは言える。
今までは「不作なら不作なままシーズンを終える」といった形にしていたが、なんだかんだ単純に食べれる物が増える方が有り難いし、試せる物があるなら試しすに越したことは無いからね。


今後、と言うか次期がどうなるかはまだ未定であるが、今期で育てたモノから採種し、再び育ててるのは試してみたいところ。
なるだけ当初のコンセプトを維持しつつ、時に¥100均一も利用して安定的な収量も得られれば理想的ではある。

とりあえず今は大根、人参、白菜、菜花がちゃんと育つかどうか。
まだ観察を続けて行きましょう。




では、また、CUL。