CULrides カルライズ

発見と探究そして文化。そんな諸々の話。

食べ蒔きファーム5G 4月中旬~5月上旬・再生ジャガイモの苗作りから定植まで

食べた野菜から採種したタネを使い再び栽培にチャレンジするシリーズも、今期で五年目。
いわば5th Generationであります。

細かな経緯は過去記事をご参照頂くとして、これまで年によりムラがあったり、連作障害でダメになった品種もあるものの、いずれも結果的には収穫まで行けていました。
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それを経て今期も再開となったのだけど、まずは4月中旬に入る頃、手始めにジャガイモの準備を開始。

これらは昨年の夏に収穫された中からキープしていた種イモ候補生たち。
しかも、もともとは「剥いたあとの皮」から再生したものの子孫にあたる。


時系列では、土に埋めていた皮から再生(2020年)→再生イモを種イモにして栽培し収穫(2021年)→現在へと至る。
ただの皮だった生ゴミ同然の状態から、代を跨いで栽培できるほどに復活した、いわばタフイモである。
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その昨夏から8ヶ月ほどチラシに包んで倉庫に保管していた訳だが、いつの間にか発芽して結構な伸び方をしている。
どれもミニマムイモなのでそのまま使っても良いのだけど、数を増やす意味で芽の出ている箇所を複数に切り分ける事に。


断面には消毒の意味で消石灰をまぶし付けた。

あとはこれらをポリポットに埋めて、野外に放置するだけで、しばし育苗してゆく。


上記から話は飛びまして、1ヶ月ほど経過した5月中旬ごろの様子がコチラ。

ここまでに完成した苗は合計17個。
発芽しなかったポットも一部あるが、これだけ揃えば十分。


根には小さなイモが形成されていたので、更なる成長を促すべく耕したスペースへ定植。
夏ごろの収穫を目指して行きます。



ちなみに、こちらは種イモならぬ「こぼれイモ」から発芽した個体。
どうやら去年の収穫から漏れたイモが土に残っていたのが、今になり生育を始めていた様で、他にもチラホラ顔を出している。

なかなか生命力が強いと言うか、ジャガイモも放置していると勝手に生え替わったりするんだなぁと、どこか頼もしくもある。



とまぁ再始動となりましたが、これからどこまで生育し、収穫なるか。
これから観察を続けて行きましょう。




では、また、CUL。