シリーズでお送りしたスニーカーのメンテナンスとリペイントのお話も、今回で最終回。
細かな手直しを経て、遂に完成であります。
一連の経緯を時系列で並べたのが、以下の記事となります。
またスニーカーをサルベージした話
その2 接着剤を塗布する
その3 仕上げと手直し
その2 スプレーで塗装する
その3 仕上げと手直し
各工程ごとに小分けにしていたら、結構なボリュームになってしまいましたが、そんなこんなで全ての行程を完了。
そこで、劇的でもないビフォー・アフターとして、ちょっとだけ作業前と作業後の比較なぞしつつ、一連を纏めてみましょうかね。
先ずは靴底を。
ビフォー。
アフター。
ビフォー。
アフター。
ソールは当初に比べ、それなりにボリュームが出ました。
お次に、スウォッシュマークを。
ビフォー。
アフター。
ビフォー。
アフター。
スウォッシュマークは黒で纏め、幾分かシックな装いに。
ベロのロゴは、程好いアクセントですな。
実際の所、ここまでの全ての作業期間について言うと、サルベージ後の洗浄からメンテナンス、リペイント、そして完成まで約1ヵ月程度の時間を要しています。
また、シューグーの作業と並行してリペイントも行ない、行程を減らすつもりでしたが、結果的にはそれなりの期間を経るに至ります。
何れも、乾燥や定着に時間を要する為ではありますが、どんなに早巻きでも一昼夜で仕上げるのは不可能に近く、じっくり忍耐強くこなす必要があると言えます。
確かに、これ迄に記した行程をいきなり全部こなすのは大変ですし、手間が多く疲れるはず。
しかし、空いた時間に一つ一つコツコツと進める内、確実に何時の間にか完成に近づいてくれるのは間違いありません。
とにもかくにも、後は履くのみ。
ここまでやれば、当分は持ってくれる事でしょう。
🌑まとめ🌑
今回の超自己流修理シリーズ、如何だったでしょうか。
何だかんだで細かい話の連発でしたが、逆に言えば、ここまで手を掛けた方が愛着が湧くのがD.I.Y.、そしてモノ弄りの面白い所。
例え格安の中古でも、ハードに使うにしても、どうせなら長持ちした方が良いはずだし、大事にすればお財布にも優しい。
新品と使い分ければ尚の事、寿命を伸ばす事が可能になります。
またしても偉そうな話で恐縮ですが、このブログでは一貫して、
「モノはちゃんと使えばちゃんと応えてくれる」
と言うメッセージを、折に触れてお伝えしているつもりで御座います。
何より、これこそが全ての事柄に共通する、揺るぎ無い真実だとさえ思っております。
皆様も一度、身の回りにある冬眠中のモノや、中古品をメンテナンスしたりカスタマイズして、活用してみては如何でしょうか。
自らの手でイジる内に、不思議と「使う気」になってくるだけでなく、その先で意外な活躍を見せてくれるかも知れませんよ。
ここまで長々とお読み下さり有り難う御座いました。
これらのお話が、何かしらのお役に立てれば幸いです。
では、また、CUL。